勝利は誰の手に?
不二:「やっぱり僕でしょ、普通。データ的にどう、乾?」 乾:「ふむ。……確かに現状、不二が約45%、越前が30%。俺が13%で大石が ……5%。他7%というところか」 桃城:「えーっっ何っスかその『他』ってのは! 俺たち『その他』扱いっスか!? そりゃないっスよ〜」 乾:「そうは言うけどね、桃。データは嘘を吐かないよ。……ん? どうした海堂、 お前も不満そうだな」 海堂:「…………別に。関係ないっスよ……(大いに不満)」 越前:「ふ〜ん。海堂先輩も狙ってたんだ? ……けど、乾先輩。そのデータ、ちょっ と古くないっスか? 今なら俺、もーちょっと自信あるんスけど」 不二:「越前くん。悔しいのは判るけど、僕に勝つのはまだ早いよ」 越前:「それはどうっスかねぇ……試してみます?」 桃城:「ちょっとちょっと、不二先輩に越前! 俺ら無視して勝手に盛り上がっちゃあ いけねーな、いけねーよ!」 海堂:「フン……でしゃばりが」 桃城:「あんだとこのマムシ!!」 海堂:「ああ? やんのかコラ!?」 越前:「……そっちこそ勝手に盛り上がってんじゃん。ところで、菊丸先輩? さっき から随分大人しいっスね?」 不二:「ホント。英二なら我先に騒ぎそーだと思ったのに」 菊丸:「ふふーん。キミタチはまだまだ甘いにゃ!」 越前:「何胸張ってワケ判んないコト言ってんスか……」 菊丸:「おチビ〜、お前、可愛くないっ。……まぁまぁ、キミタチが何を言おーと、 データがどうだろうと、そんなことはまーったく! 関係にゃいもんね〜♪」 大石:「英二……? どういう意味だ?」 乾:「データが関係ないとは、聞き捨てならないな。説明してもらおうか、英二」 菊丸:「うむ。まずはキミタチ、このサイトの入り口に戻ってごらんナサイ?」 一同:「………………」 菊丸:「何て書いてあったかな?『菊塚中心手塚総受』! 中心よ、メインよ? 次に、 作品数を数えてみなサイ。乾クン、もちろんデータは取ってあるよね?」 桃城:「ど・どーなんっスか! 乾先輩!!」 乾:「5/6現在、菊丸が14、不二が4、越前が7。大石が4で俺、跡部、大和先 輩がそれぞれ1。ちなみに微妙なものやリンクを張っていないものは除いてあ る。つまり、菊丸が全体の約45%を占めている」 桃城:「あ、あのぅ……俺やマムシの名前がなかったみたいなんスけど……?」 乾:「現時点ではゼロだな。タカさんもだが」 桃城:「えー!! ……あ・跡部サンやよく判んねえ先輩まであるのに……そりゃ ないっスよ〜」 乾:「んーまぁ、誕生日記念でも期待することだな。一番近いのは……海堂か」 海堂:「…………(内心照?)」 菊丸:「コラコラそこ! 話を脱線させな〜い!」 不二:「それで? 結局英二は何が言いたいわけ? ただの自慢?」 大石:「……不二、目が笑ってないぞ……」 菊丸:「わっかんないかなー、つまり! ここに来るお客サンのほとんどは、俺と手塚 のカラミを期待してるってワケだ!」 越前:「そうとは限らないんじゃない? 俺と部長のカラミはほぼ万人受けすると思う んスけど?」 不二:「ここが特殊なだけで、やっぱり皆が求めてるのは僕とのカラミでしょ」 大石:「か、カラミって……生々しいな………」 海堂:「今までがどうとか、関係ねーっスよ……だからこそ今までスポットの当たらな かった俺らが優遇されるべきなんじゃないっスか?」 桃城:「お、海堂。たまにはいいこと言うじゃねーか!」 海堂:「フン……てめぇに褒められても嬉しかねぇ」 桃城:「何ィ?」 菊丸:「あーあー、負け犬の遠吠えは見っとも無いよん。誰が何て言おうとこのサイト の傾向は変んないんだから」 乾:「しかし英二。……一つ、重要なデータを組み込むのを忘れているぞ」 菊丸:「………何だよ」 乾:「このサイトの管理人は、少数派意見に弱い」 一同:「………わ・忘れてた〜!!」 手塚:「河村? こんなところで何をしてる。他のメンバーはどうした?」 河村:「あ、手塚。生徒会の方は終わったのか? ……何だかよく判らないけど、皆何 だかエキサイトしちゃってて……ははは」 手塚:「大石まで一緒か。後で全員グラウンド30周だな。……すまんが河村、柔軟に 付き合ってくれるか?」 河村:「あっ、うっうん////じゃ、行こうか、手塚」 手塚:「ああ」 無欲の勝利。
一周年記念にどのCPで書くか、という話だったんですが |
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